warpdayでとんでもないものをぶち壊したネタで盛り上がって思い出したのですが、
私数年前、車の前半分を電柱にぶつけたことがあるんですよね、しかも大雪の夜。周りは住宅街。
詰んだ。
なぜ私はツナ缶を近くのコンビニに買いに行こうとしたのか、ものすごく後悔。
車を目一杯バックしても、ハンドルを切ってもうんともすんとも動かない。周りは雪か家。
詰んだ。
と思ったら道挟んで向かいに小さなスナックが。明かりもついてるし、もうここしかない！
勇気を出して中に入ると、スナックのママぽい人と、呑んでるおじさんが。とりあえず状況を説明すると、なんとおじさんがスナックの片隅にあったスコップを借りて、車の周りの雪をどかしてくれました。
じゃあこれで動くんか？というと動かない。何せ大雪の夜。道は凍ってツルツルに。スリップし放題。
どうするおじさん、とおじさんの顔を見ると、おじさんは携帯を取り出して誰かに電話をしている。
数分後、いくらかおじさんより若い、後輩であろう男性が車に乗ってやってきた。そして、私の車の後ろに何か紐を取り付けると、私の車に乗ってるおじさんと協力して車を何とか電柱から引き離し、車を救出してくれた。ありがとうおじさん、ありがとう後輩男性。
結局車は前面のライトが片方凹むくらいの衝撃を受けていた。これが人間だと思ったらゾッとする。
その後大雪が落ち着いて、道がどうにかなるまで車を直せなかったので、職場の駐車場に行くと皆ギョッとして私の車を見たり、車の修繕費で、当時介護系の日勤パートのボーナスが泡となって消えたりしましたが、まだその車に乗っております。何だかんだ10年乗ってるかもしれない。
だんだんと部品がなくなったり、車検料が半端なくなってきたので、2年後に買い替える予定ですが、それまでは大事に乗ろうと思います。
あと今思い出したけど、スナックにお礼の品渡してないな…薄給でも渡すべきだったな……ほんとすいませんでした…色々限界だったんで…言い訳になっちゃいますけど……
ありがとうスナックのおじさん、あなたのおかげで人の温かみを知りました。人間って優しい人は優しいね。
